2018年9月1日土曜日

20180827:北海道乗り鉄1日目 千歳線、函館本線、根室本線、富良野線

1週間の休みを手に入れ、ついに北海道に上陸することになりました。
といっても学生時代に来たことはあるのですが、その際はバス移動だったので鉄道に乗った記憶がありません。


第一走者:千歳線 新千歳空港~札幌




まずは北海道の玄関口である新千歳空港からエアポート快速で札幌を目指します。
やってきたのは733系で、本州の車両に比べて、やはり見た目がいかつい気がするのと、運転台が高いことが印象に残ります。
向かい側に731系が来て、こちらがクロスシートなので、一瞬乗りたくなるが、先に出る733系に素直に乗ることに。
車窓は…郊外というのはどこへ来ても画一的で面白みに欠けるなという印象で、千歳・恵庭・北広島と札幌へ近づいていきます。
ロングシート車というマイナスもありますが。
ここで、本来の予定より早く日没前に今日の予定をこなす手はずを見つけました。
普通列車の本数が減る岩見沢から先で、滝川まで特急を使うことで。次の根室本線以降が一本前倒しにできるという発見をしました。
やはり、日没後では楽しみが薄れるからこの投資は無駄ではないでしょう。


第二走者:函館本線 札幌~岩見沢




この区間は区間快速のいしかりライナーで岩見沢まで行くことに。
いきなり三両で面喰うも、乗客を冷静に見ると十分余裕があります。
途中の江別まではやはり札幌の郊外という感じだが、その先はぐっと人も減り風景も長閑になり、いしかりライナーも各駅停車になります。
石狩川はさすがに大きいなと思いつつ、国道沿いに並ぶ、田んぼや農業、工場等の建物を横目に進みます。
国道と別れ、市街地に出ると、岩見沢に到着です。


第三走者:函館本線 岩見沢~滝川




本来はここも普通列車の予定でしたが、特急でショートカットすることで、一本前の列車にこの後で乗れるということで、自腹を切って?特急に乗ります。
さすがに特急は快適ですが、自由席でガラガラであり、なんというか不安しかないという。高速バスに値段で勝てないからだろうか。
それまでの区間と引き続き似たような景色が続きます。
再び国道も合流し、道路の距離を示す標識を見るのも面白く、さすが北海道、出ている距離の数字がでかい。
そんなこんなで、まったりしていると空知川を渡り、滝川駅へ到着します。
この対岸には、札沼線の新十津川駅があるが、ここは1日1本ですでに終わっており、今回はパスです。


第四走者:根室本線 滝川~富良野




一気に環境が変わり単行のキハ40になります。
車体に空いている穴?らしきものが雑な補修で不安になるが、冷房がなく窓を開けながらだと走行中気分がいいです。
(注釈:旅行していくと、錆びていたり、剥がれていたりそんな車両ばかりで、平気になっていくことに。)
しかし、外国人が多く落ち着かない。こんな単行キハに外国人とはどういうことだろう。
彼らにこの味はわからないだろうと思うのですが。
ここから先は一段と長閑になり、田んぼから山あいの風景に変わりつつ、空知川をわたる。何かやけに増水しているように見えるのだが、これが普段なのかどうかはわからないです。


しかし、幹線だった(というのは正しくないが)名残で、交換設備やホームが立派だが、まったく対向列車がなかったり、錆びついていたり、またまた北海道の厳しさを知ることになる。
途中の芦別で外国人が入れ替わった。果たしてここには何があるのだろう。さほど興味はないが、正直外国人様には団体バスでも手配して差し上げた方が、JR北海道以外にとってはいい気がする。こっちはスーツケース抱えて場所を取り、やかましい外国人は敬遠するし、向こうはボロくてノロくてやかましいキハ40は嫌だろう。ウィンウィンではないのだろうか。
野花南という駅を過ぎると長いトンネルを抜け、富良野に到着します。


第五走者:富良野線 富良野~旭川


※終点で撮影

今度はキハ150系で、八高線あたりとそっくりだ(車両的な意味で)。
富良野線は長閑なムードだが、ここでもまた外国人が多いです。やはり風情もあったものじゃない。
富良野といえばラベンダーなわけだが、列車から目にすることはできませんでした。
鉄道の近くにないのか、時期でないのか、それすらも知らなかったのですが、地図で改めて見ると意外と近そうな気がするので、何故見えなかったでしょうか。地形かな。
田んぼと十勝岳や大雪山系が主な展望です。



上富良野を過ぎると人気がなくなり、ここが美瑛町と上富良野町の境で、美馬牛という名前は面白いが、何の変哲味もない駅がありました。
その後は人里に出て、美瑛につきます。美瑛は学生も外国人も乗り降りがあり、少し栄えている印象がありました。
美瑛から先は、大雪山系と別れを告げ旭川へ向かいます。
旭川市に入っても、西御料まではほぼ田んぼだらけで変わらない駅で、そこから先は市街地となり、忠別川を渡ると高架の旭川駅へ到着します。