2018年9月9日日曜日

20180908乗りバス:狭山24、川越35、松江町線、古01、所61、久留52、ひばり81

所要のついでで、西武バスの1日乗車券を買って回ってきました。
土休日1日1本しかない本川越駅~南古谷駅を目的にぶらぶらしました。

第一走者:西武バス 狭山24系統 狭山市駅~西武柏原NT




狭山市駅まで電車でやってきました。
狭山市駅は過去に来たことがあり、その先は狭山25系統を目的に、狭山21、28、29を乗っていましたので、この系統は未乗であることや、終点の柏原NTからかすみ野まで徒歩連絡が可能と判断したため、乗ってみました。

狭山市駅を出ると高台になっている駅から、入間川の方へ坂を下ります。
下ったバスは、埼玉石心会病院に立ち寄り、病院構内で客扱いをし、折り返して戻っていきます。


しかし、信号で右折・折り返し、また右折と繰り返すのに、時刻表上は狭山市駅から2,3分というところでどういう基準なのだろうと思います。
終着で時間を見ているので、最終的に終着時点にはほぼ定刻になるのは知っていますが。

少し国道16号との交差点でまた時間がかかりますが、それを越えると昭代橋で入間川を渡ります。


この橋の直後にT字路があり、バスは右折していきます。
今までは広さに余裕がある道でしたが、ここから片側1車線で歩道が怪しい感じの狭い道になります。
その先の西武柏原入口で、狭山21系統のサイボクハム行と分かれて右折します。
ここからはNTの街並みになります。
一戸建てが並ぶので、団地のような一般的に想像するニュータウンではありません。
途中で、狭山環状道路の有料道路の看板が出てきて、街並みとのアンバランスが印象に残りました。
その先の柏原ショッピングセンターは、ファミマと交番しか見当たりません。何かが撤退した後なのか、まさかコンビニが本気でショッピングセンターなのか。

ニュータウンも外れの方になり、緑が目立ってきますと、終点の西武柏原NTの折り返し場につきます。


折り返し場は、何台か駐車でき、乗務員用のトイレもある感じです。
この写真は、バス乗り場から撮りました。

ここからはかすみ野バス停まで、1.5kmほどを歩きました。
思いのほか暑くなってしまったのと、グーグルマップに示された道が、思いのほかあぜ道みたいな感じで少し不安でしたが、徒歩で川越市に入り、バス停までつきました。15分少々でしょうか。



第二走者:西武バス 川越35系統 かすみ野~本川越駅



※終点で撮影

本数が1時間に1本あるかないか微妙な長距離路線です。
実は新狭山駅~笠幡駅の新狭山11系統が当地を通っており、時間が合っていれば西武柏原NTから歩いてこなくともバスが通っています。
(ただ今回は合わなかったのです……渋々。)

かすみ野も先ほどの西武柏原NTと似たような感じで、一戸建てメインです。
西武柏原NTと比べると、だいぶバスの利便性は落ちます。
かすみ野を出ると、川越市大字笠幡となり、川越線の笠幡駅からやや近いですが、このバスには結構人が乗ってきます。川越線は本数も限られるからでしょうか。

かすみ野入口バス停で、笠幡駅方面の新狭山11系統と別れ、本川越駅を目指します。
県道15号線を直進しますが、片側1車線で流れはいまいち。
ロードサイド店が点在する中、ちょこちょこと人を拾って進みます。

大字的場に入ると、すぐに関越自動車道が上を通ります。ここには高速バスの川越的場バス停があるようです。
その先の的場交差点を過ぎると、ロードサイド店に変わって工場が目立ちます。
それに伴って?さらに流れが悪化してきます。
流れの悪いところをゆっくり進むと初雁橋で入間川を渡ります。
川越線の鉄橋が見えますが、本数が少ないから電車が通るところは見えませんでした。


この橋を渡りきると右折します。
右折すると少し緑が目立つようになります。
川越水上公園入口を過ぎると、大田街道という道になるのですが、ここがこの路線では狭いです。


中型バスなのは利用者数の問題もあるかとは思いますが、この区間も踏まえてということでしょう。
この先で尚美学園大学へ向けて右折します。しかし、この学校のスクールバスは川越駅周辺で多数みかけたので、路線バスは使われていなさそうです。
県道160号にぶつかると右折して、その先は川越市内を細かく曲がって進んでいきます。

ウエスタ川越前で、本53系統などの他系統と合流し、バスの本数が多くなりますが、川越市内は非常に流れが悪いです。
川越駅西口も、客を降ろそうとするも前のバスがいるため、待たされるなどもう少し道路事情を改善できないものかとは思います。
(それでも逆方向はロータリーに入るので、入らない本川越行はマシです)
その後も歩いたほうが早いのでは?という状態のまま、本川越駅に到着します。

西武バスはここをターミナルとして、川越駅西口を経由し、南方面へ。東武バスは川越駅西口をターミナルとし、本川越駅を経由し、北方面へ。というのが大よその感じです。



第三走者:西武バス 系統番号無 本川越駅~南古谷駅(松江町線)



今日の目的だったレア路線です。
系統番号がありませんが、乗務員氏が所持していた運賃表には「松江町線」と記載されていますので、それで呼称します。
古01系統の送り込みも兼ねて、営業エリアを維持する、事実上の免許維持路線だと思います。

本川越駅から定期系統で唯一北へ向かいます。そのためバス停も単独です。
空港連絡バスと共用なので、そちらの方が明らかに多いでしょうね。

北へ行って次の交差点の連雀町で右折します。
喜多院入口で再度右折し、喜多院門前通りへと進みます。



このルートなら誰か観光客とか乗ってくることもわずかに期待して、この時間帯(11:53発)を選んでいるのかもしれませんが、実際には本川越駅から南古谷駅まで乗ったおじさんがひとり居ただけでした。川越駅まで行くの面倒だし、たまたま時間があったから乗るか程度の感じでしょうか。

仙波下、川越警察署入口の2バス停だけ川越グリーンパークへ向う本52系統と並行しますが、このバスは県道113号を直進し、南古谷駅へ到着します。


第四走者:西武バス 古01系統 南古谷駅~上赤坂



ここから東京方面へ戻るならと考え、本川越まで戻って新所02系統を使うのが素直ですが、捻ってみました。この路線が未乗というのもあります。
先ほどの松江町線から同じバスです。こういう場面は少し気が引けますが、気にしてもしょうがないので、大人しく前の座席へ乗り込みました。(一度降りているし、不正でも何でもないので)

10分少々待ちましたが、数人しか乗ってこないまま発車となります。
川越市といっても少し長閑な場所を、県道335、56号線と進んでいきます。
新河岸川で(正確にはその直前で)ふじみ野市に入ります。
少しずつ人を拾いながら、上福岡駅入口へ到着。

この先の踏み切りは、駅に近いこともありぬけるのに時間がかかりましたが、踏み切り空く→直後に反対方向が来て閉まるを2連続で繰り返されて、乗務員氏もため息。気持ちはわかります。

この先から三角バス停までは大34、所58-1ともしばらく並行します。
分かれるまでの区間は、どちらの系統もレアですので、結局ちょっとしか増えません。
ロードサイド店が点在していますが、まだ駅から近いのかバスの乗降は少なめですが、駅から離れるにつれ、増えていきます。

三角交差点は、関越自動車道の下をくぐる箇所で、大雨時は冠水注意などといった警告も。
ここで、大34、所58-1は右折して、引き続き県道56号を進みますが、古01系統は直進し、県道163号へ入ります。
この辺りから工場などが目立ちますが、降車の人がちょこちょこいます。

終点手前の平和浄苑で最後の人が降りると、終点上赤坂には、私だけでした。
正直、何もないところでしたが、乗務員用トイレなどがあり、折り返しの待機に使われています。


上赤坂は、少し離れたところに同名の新所02系統のバス停があります。
しかし、少し時間が合わないのと新所沢駅より先へ行きたいので、所沢営業所まで2kmほどを歩きます。
歩道はほぼ整備されているのも、工場が目立ち、ダンプなど大型車も多いという、あまり歩行者に優しくない環境の県道6号線を真っ直ぐ歩くと、所沢営業所につきます。



第五走者:西武バス 所61系統 西武バス所沢営業所~所沢駅東口



所沢営業所からの出庫便ですが、所沢NTや並木通り団地入口などから、所沢駅への少ないバス便としても機能するようになっています。
逆に言うと所沢NTまでは、誰も乗ってきませんでした。
ちなみに、このバスは車庫内からの発車で、新所02系統とは別のバス停になっています。

新座営業所や上石神井営業所(西武車庫前)のように、車庫内にバス停が無いタイプもありますが、この所沢営業所や後述の滝山営業所は車庫内にバス停があります。

所沢NTで人が乗ってきます。このエリアは、殆どが新所沢駅へのバスであり、通勤等ではやはり近くの駅へというのが常道だと思いますが、休日なので買い物目的などでしょうか。
所沢NT~並木通り団地入口の間は、他路線もあるものの本数が少なく、レア区間になりますが、距離としてはあっさりです。
その先の航空管制部前の交差点で、並木通り団地~航空公園駅へのバスが航空公園駅へ向って右折しますが、このバスはここも直進し、所沢駅へ向かいます。

この先所沢駅にかけては、国道463号、小金井街道と交差点通過にかなりの時間が要しており、20分近い遅延となって所沢駅につきます。
このような道路事情が、所沢駅から北へ行くバスが激減し、所沢NT等から所沢駅へ入らなくなった原因でしょう。


第六走者:西武バス 久留52系統 東久留米駅西口~滝山営業所



西武池袋線で東久留米駅まで移動し、久留52系統に乗りました。
目的は次のひばり81系統なのですが、それへ向けての移動です。

この久留52系統は、1時間に3本程度はあり、入出庫というよりは、滝山団地エリアと東久留米駅を直接結ぶ役割に近いですが、前沢宿経由の旧路線の維持も兼ねており、実際に乗ってみるとまだまだ需要が多いので、そちらも含めての本数ではないかと思います。

東久留米駅西口のロータリーを出ると、東久留米市役所の交差点を右折し、旧道へ入ります。かつては、武12等の東久留米駅西口へ入る系統はこちらを通っていたのですが、都道234号線新道の完成により、御成橋経由として新道を通るようになっています。
旧道は、かつての東久留米駅を知っているものとしては、こちらの方が東久留米駅らしいように感じます。
片道1車線で歩道も別れていない狭さですが、1区間100円の設定もあることから、年齢層に限らず、短距離乗車が多いです。(新道区間もですが)

個人的には、シルバーパスをばら撒くより、短距離を値下げしていく方が、高齢者の移動対策に相応に思います。何でも○○放題にすると歯止めが利きませんので。

前沢宿で小金井街道へ入ると、清11系統とほぼ同じ経路を進みます。
小金井街道も以前よりは拡幅されてきたなと思います。
滝山団地はバスのドル箱エリアですが、花01、02、清03系統の花小金井方面が多く、東久留米駅へは本系統とやや遠回りの武21系統だけで少なめになります。

滝山団地の外れに滝山営業所があります。ここは先述のとおりで構内で乗車・降車となります。


ひばりヶ丘駅行以外は本数も豊富。
一番多いのは、花小金井駅行か。距離的に近く、ロータリーにも入るので利便性が高い。
中央線へ出る武15系統も使いやすい。



第七走者:西武バス ひばり81系統 滝山営業所~ひばりヶ丘駅



ひばりヶ丘駅への出庫便は、本数や時間帯が限られることもあり、乗る人は私だけでした。
滝山団地バス停を過ぎると、団地の中心部をスルーして、新小金井街道へ左折します。
ここから前沢十字路までの区間は、ひばり81系統の単独区間です。
この区間からも乗ってくる人があり、多少不便でもあわせて乗る人が居るということでしょうか。

前沢十字路では、所沢街道へ入ります。この道もまだ狭いままです。
その次の南町四丁目は、このバスとイオンシャトルバスのみの停留所。
次の南沢五丁目で、田44系統に合流し、本数の多い区間になります。
イオンモール東久留米を過ぎると、ひばりが丘団地の北側を掠めて、中原小学校バス停からは境04・田43系統が加わって、さらに本数は増加。

しかし、ひばりが丘団地を過ぎると、旧来の住宅街となり道が狭いです。
ひばりが丘二丁目のバス停の先は、一方通行。ここは右折するのですが、道が狭く見通しがよくないので、少し苦戦。


その先のひばりが丘一丁目も同じように直進が入れないタイプですが、こちらには警備員が誘導しており、その指示ですっと進めます。
しかし、昼間のやや本数が少ない時間帯でもこれなので、バス同士の離合の確率が上がる、平日朝などはどうなんでしょう。

ここを抜けると、ひばりヶ丘駅はすぐです。
駅にはバスが数台止まられるロータリーで、頻繁に発車していきます。
ひばり81で出庫したこのバスは、鷹22系統での運用につくようですが、私は所要のためここまでとしました。