2018年9月2日日曜日

20180831:北海道乗り鉄5日目 根室本線、石勝線、室蘭本線、日高本線

最終日は、釧路から新千歳空港へ戻ります。

第一走者:根室本線 釧路~新得




ダイヤ上、始発の新得行で帯広まではいかないと、特急なしで戻るのが難しいため、5:47分に何とか間に合うよう起きました。
またまた、キハ40の単行。学生のラッシュにこれで大丈夫なのか?と思いましたが、結論から言うと学生の動きとは逆のようで殆ど乗ってこなかったです。

釧路を出ると、大楽毛くらいまでは工場や物流拠点などが目立ち、道東の大きい都市だと感じます。
その後も海沿いながら、道路を挟んでいるのであまり展望はなく、内陸側は酪農が多いようです。
厚内駅では、対向の普通列車と交換しつつ、さらに後続の特急に抜かれました。


一番奥が乗っている新得行、中央が釧路行の普通列車で、左が通過していく特急です。

この先は内陸へ入っていきますが、元々海沿いの展望があったわけではないので、内陸へ入っているという印象は薄いです。
池北線の分岐駅だった池田駅や幕別駅では、帯広へ通勤するような感じの人が多少ですが乗ってきました。
札内川を渡ると帯広駅に到着します。
釧路も大きめな感じですが、帯広はさらに広そうな印象です。
西帯広までは、帯広の市街地が広がります。
芽室、十勝清水とすぎると、新得に到着します。
十勝清水はご当地丼として、十勝牛を使ったものが売り出し中のようです。
新得から先は、根室本線は代行バス、石勝線は特急のみ(新夕張まで特例で自由席に乗れる)となります。


第二走者:石勝線 特急スーパーとかち 新得~親夕張


この区間は、特急スーパーとかちの普通車自由席を特例で乗ります。
混んでいたり停車時間がないので、写真はありません。

しかし、折角の特急列車なのに、窓が汚くて、ただでさえ天気が悪いのに、余計に見づらくなるという……。お金が無いとはいえ、路線の顔である特急だから、整備してあげて…と思います。
正確には、上落合信号場が石勝線と根室本線の分岐点ですが、特急の速度ではわからないです。
道東自動車道と違い、鉄路は線形がいまいちなのにもあり、次のトマム駅までは時間がかかります。
トマムは某リゾート施設があったりするので、観光客が多いです。
観光客なのに、自由席かぁ、と思ったりします。

このあたりは道東自動車道とトマム・占冠の駅以外は、全くの人口希薄地帯で、山の中を特急が走り抜けていきます。
新夕張駅につくと、雨が降っていました。しかし、特急の自由席は一番前で、屋根があるところまで遠いという。


第三走者:石勝線 新夕張~追分



新夕張では、夕張駅から来た千歳行に追分駅まで乗ります。
なくなる予定の夕張線にも乗ってみたいですが、いろいろ時間が合わないので断念。
夕張川沿いをキハ40で進んでいきますが、引き続き山沿いです。
川端駅の先から安平町になります。
競馬ファンなら誰でも知っている場所ですね。
また、この少し先には、社台ファーム(千歳市)があります。
さすがに線路からは見えませんが。
旧追分町の中心地にあたる、追分駅に到着します。
この列車は20分以上停車した後、千歳駅へ向かいますが、今回は苫小牧へ寄り道します。


第四走者:室蘭本線 追分~苫小牧



日高線仕様のキハ40と普通のキハ40の2両でやってきました。
引き続き牧場が車窓に目立つ区間を飛ばしていきます。
遠浅駅から先は、ウトナイ緑地が見えそうですが、天気が悪いので判別できませんでした。
沼ノ端から先は、苫小牧の港沿いの物流拠点や工場が目立ち、苫小牧駅に到着します。


第五走者:日高本線 苫小牧~鵡川


※写真は終点で撮影

日高本線は、鵡川から先がバス代行(事実上廃線)となっていますが、鵡川までは動いているので、そこまでは乗っておくことにしました。
苫小牧の次の勇払駅も引き続き工場が目立ちます。
その先は海からは少し距離があるところをずっと走ります。
浜厚真駅からは国道と並行します。
しばらくすると鵡川駅に到着します。

それにしても車内には、以下のようなポスターが残っていたのですが、もう復旧することはないとすると寂しいものがあります。



この後は、日高本線を引き返し、苫小牧から千歳線で新千歳空港から帰りました。