祝日なので日の丸を掲げていて絵的に綺麗です。
最近は掲げないバス会社も出てきているので、ちゃんと掲揚している神奈中バスは立派だと思います。(多摩NTで一緒に走っているのに掲揚してない京王バスは見習うべきでしょう)
神奈川中央交通 平76系統 秦野駅南口~中沢橋~平塚駅
まずは秦野と平塚を結ぶ系統のうち、二番目に(たぶん)長い平76系統です。
(たぶんヤビツへ行く)ハイカーで混雑する秦野駅ですが、それを尻目に静かな南口から平76系統は出発します。
秦野駅南口を出ると、左折を二回して、一度小田急線の下をくぐります。
そのあと右折して南へ進路を取りますが、このバスは広い県道ではなく、狭い住宅街の中のようなところを走っていきます。
大竹のバス停をすぎたところから県道へ出て、東名秦野のバス停があります。
その名の通り、秦野中井ICがあり、渋滞情報には20km、30kmという文字が躍るのを見るとさすがにGWという感じですが、乗っているバスには地元の人と思われる人が数人いるだけです。
東名秦野のバス停の先で中井町に入り、井ノ口方面の住宅街へ入ります。
ここで対向のバスに出会いました。
この中井町のわずかな区間で秦野から乗ってきた人は殆ど降りてしまい、代わりに1名高校生が乗ってきただけでした。
その先の井ノ口交差点を左折します。このまま真っ直ぐにいくと二宮町の方へ行き、二宮駅行のバスは直進します。
直進するとすぐに林の中に入り、坂を上っていきます。ここが七国峠で登りきると平塚市に入ります。
しかし、かなり山深い場所に見えますが、ポツポツと住宅はあり、各バス停からちょこちょこ乗車があります。
そのような長閑な区間をすぎると中庶子分(なか・しょしぶん)のバス停の先で、神奈川大学へ右折します。なお、同じ七国峠区間を越える平75系統は直進しますが、こちらは休日だと朝に1日1本(平日は夕方にもう1本ある)なので、乗るにはハードルが高いです。
神奈川大学は門の手前に転回できるスペースがあり、行き先別にバス停がわかれていました。このバスは構内には入らないので、そのスペースで客扱いをして元の道へ戻ります。
その先も長閑な道が続き、東海大学の野球場があり、練習している人が見えました。
この先に「山入口」「山の神」というバス停が連続していました。山の神とは一体?なのですが、車窓では残念ながら答えは出ませんでした。
経由地として上がっている中沢橋の交差点は左折して、公所バス停方面へ寄り道をするような格好です。その公所バス停から先、坂間バス停までは、かなり道幅が狭く結構恒常的にバスが通っている割に大変なものです。
また、このあたりは近くを東海道新幹線が走っているため、タイミングがあうと新幹線が通過する様を見れます。GWだからさぞ混んでいることでしょう。
バスもこの辺りまでくるとそこそこの乗車率で、秦野~平塚という運用とは別に、実態は平塚を基点に七国峠までの郊外路線という色が濃いのではないでしょうか。
坂間から先は道幅に余裕がありますが、今度は交通量が増えてやはり流れはイマイチです。
金目川・鈴川を渡ると平塚の市街地は目前です。平塚八幡宮の森が見えてくると、少しだけ国道1号に合流してから、右折し平塚駅へ到着します。
約10分程度の遅れで、個人的な印象ですが、やはり神奈中はダイヤがキツイと思います。私は、西武バスや関東バスの時より、10分は余裕時間を見て計画を立てています。
平塚駅は神奈中の本拠地なだけあって、大量にバスが待っています。