2023年3月21日火曜日

20220423:関東鉄道バス 取手~水戸

最近乗りバスの記事をさぼっていましたが、2022年度からは武漢肺炎の影響も収まり、バスでは最前席に座れる会社も増えてきましたので、色々…でもありませんが、少しずつめぐっていました。今更ではありますが、少しずつ記録にしておこうと思います。

ここ最近は、適度にローカルな路線や長距離路線も残っており、少し遠いとはいえ日帰りできる距離であり、経年車にも出会えるということで、茨城県によく行っていました。今回は、取手から水戸までを関東鉄道バスの1日乗車券で巡りました。


みらい平駅経由谷田部車庫行



まずは、取手駅西口9:00発の谷田部車庫行に乗ります。

現在のダイヤで確認すると、谷田部車庫行の始発便で1日2本しかないみらい平駅経由便です。

谷田部車庫は、つくば市のつくば営業所のことを指し、丁度1時間ほどの比較的長距離の路線になります。

始発から数人で、その少ない利用者もつくばみらい市の伊奈庁舎あたりでいなくなり、後はソロバスだったと記憶しています。みらい平駅もロータリーに入りましたが、特に乗降もなく本数も少ないことからバスの存在感に乏しい感じだったと思います。

途中の豊体交差点でみかけたつくばみらい市のコミュニティバス。


谷田部車庫に入るまでのところで、国道への合流で時間がかかり、次のバスがギリギリだったため、はらはらしたことを覚えています。

谷田部車庫(つくば営業所)の様子。


この後は、つくバスでつくばセンターへ、さらにそこから土浦駅へと移動しました。

なお、つくバスはコミュニティバスなので料金体系が異なり、1日乗車券の対象となりません。


関鉄観光バス 土浦湖北高校線




土浦からは、神立駅を経由して土浦湖北高校へと至るバスに神立駅まで乗りました。

こちらは、神立工業団地付近が駅から距離があることもあり、土浦駅からそのエリアまで、またそのエリアから神立駅までの乗車が数人程度ありました。ただ、全ての人が神立駅で降りており、通学時間帯でもありませんので、恐らく湖北高校までは空で走り、戻りの便に学生が乗ったのではないでしょうか。

この後は常磐線で土浦駅に戻りました。


関鉄グリーンバス 霞ケ浦広域バス




次に乗ったのは、霞ヶ浦広域バスで、土浦駅から土浦協同病院や田伏、道の駅たまつくりを経由して、旧鹿島鉄道の駅である玉造駅までを結びます。

このバスのハイライトは、国道354号の霞ケ浦大橋を渡るところです。


終点の玉造駅は、駅という名前はついているものの、実態は砂利敷きの折返し場にすぎず、トイレと駐輪場がある程度の場所になります。ここでの接続が悪く50分待ちでしたが、さすがに退屈でした。手前の道の駅たまつくりに寄るという手もありますが、結局玉造駅の近くまで歩かないとかしてつバスには接続できないため、滞在時間が確保できないということでパスしました。


関鉄グリーンバス かしてつバス 新鉾田駅行



玉造駅では、新鉾田駅行に乗ります。

この辺りはのどかな農村地帯という感じで、特に何か見栄えというのがあるわけではないです。

しかし、この新鉾田駅行の前に、石岡駅行も来ていたのですが、いずれも乗客がおらず、土日の日中帯という比較的利用者の少ないと思われる時間帯とはいえ、今後の先行きには不安しかありませんが。

途中のほっとパーク鉾田入口でバスを降り、10分ほど歩いてほっとパーク鉾田の温泉に入りました。単純に後続の鉾田駅発のバスとの待ち時間を埋めるためでしたが、黒いお湯が独特で些か混雑していたのが割引もまあまあな温泉でした。


関鉄グリーンバス 海老沢線 水戸駅北口行



鉾田駅から水戸駅までを結ぶ長距離路線の海老沢線ですが、この日の最終便になります。

鉾田駅を出ると、鉾田市内を北上し、茨城町の方へ向かいます。鹿島臨海鉄道とは離れた地域を走行し、バスが唯一の公共交通なので、利用者が多い……なんてことはなく、何度かこの路線に乗っていますが、毎回この最終便を利用しているためか、十中八九水戸市内まで誰も乗ってこないという感じです。意味合いとしては、折り返し便のための送り込みか。

茨城町役場以降は住宅も増え、郊外を走る路線の趣になります。茨城県庁から先は水戸市内で路線バスも多く、このバスにも人が乗ってきます。


この後は、ガルパン関係で有名なとんかつレストランにいくために、東部工業団地行のバスと歩きで向かい、けやき台団地発の水戸駅経由大山台住宅行のバスで戻ってきました。