2018年10月8日月曜日

20181008乗りバス:川越04、川越03、熊谷東松山、熊谷小川町

1ヶ月近く空いてしまった乗りバスです。
今回は、埼玉エリアの比較的長めの路線を乗って見ました。
フリー乗車券がないと出費が痛いものです。
とはいえ便利なところは行ったし……なこともあってしばらくぶりです。

第一走者 東武バスウエスト 川越04 川越駅~桶川駅




川越駅からは、上尾、桶川、鴻巣、東松山などへいく長距離路線があります。
その中でまずは桶川行に乗ります。
何れの系統も川越駅を出ると、蔵のまちというエリアを通ります。
このエリアは小江戸川越として、観光客も多いです。
とはいえ、路線バスの乗客は地元客が中心そうな感じで出発します。


川越から本川越は歩くと10分程度で、私も実際歩いてやってきたのですが、100円バスの効果かその区間の利用者も少しはいるようです。
ただ、この川越04系統は本数少なめで乗り場が違うので、遠くまで乗る人が多いようです。
本川越駅の先、連雀町の交差点で先日乗った西武バスの松江町線とわかれ、いよいよ蔵のまちといわれるメインストリートになります。


ご覧のありさまで、確かに街並みには風情がありそうなのですが、それ以上に人間が多く旅情の欠片もないという、三連休ということをさておいても個人的には俗化し過ぎて行きたいと思いません。
それ以上に、道の狭さや交通量、マナーの悪い観光客でバスは進まないので大変です。
バスにご注意下さいという外部向けアナウンスが用意されていて、それでアピールしながら時速10kmとかで走っているわけですから、とても気を遣っているのですが、乗務員氏の苦労が慮られます。

札の辻バス停でこのような喧騒は終わり、神明町の交差点で、神明町車庫行や鴻巣、東松山行と分かれて、本系統の単独区間に入ります。
単独区間に入ってからの利用者はあまり少なく、今までの遅さを取り返すように快調に進みます。国道254号の交差点を過ぎると、人家などが減り、田んぼが見えたりと、川越市内といえども、長閑になります。



しばらくすると、釘無橋で入間川を越えて、川島町に入ります。
川島町に入るとさらに長閑になり、やはり市と町の違いはあるんだなぁと感じました。
それでも県道12号線は、県道の中では幹線で交通量も多いのですが、祝日の昼間ということもあるのか、スムーズに進みます。
牛ケ谷戸、山ケ谷戸の二つのバス停では乗り降りがありました。勝手な印象ですが、郊外とか田舎にいくと、「○○戸」というバス停が散見されるような気がします。野08系統(神奈中)の「寺外戸」とか橋07系統(神奈中)の 「渡戸」・「中開戸」など。
何か意味があるのかは、暇なときに調べてみようかと思います。



山ケ谷戸を過ぎると、太郎右衛門橋で荒川を渡り、桶川市に入ります。
桶川市内は割りとあっという間な感じで、17号線のバイパスを越えると、すぐに住宅地に入り、県道12号から右折すると桶川駅はすぐでした。
川越から乗りとおした人は少なそうで、川島町などから乗った人が多かったようです。


第二走者:東武バスウエスト 川越03系統 鴻巣駅~川越駅




電車で鴻巣駅まで移動し、再び川越駅へ戻ります。
平日は免許センターまで運転される系統ですが、祝日は鴻巣駅までのようです。

鴻巣駅を出ると、割とすぐに市街地は終わり、荒川に入ります。
川幅日本一という柱が、誇らしげにかかげられている御成橋で荒川を渡ると、吉見町に入ります。


水の多い時期ではないのか、ご覧のような感じですが、河川敷はとても広く、いざというときの遊水地としても機能するようですが、見る限りは田んぼとなっているようです。
そのため、この区間はバス停の間隔も広く、快適なバス旅ですが、天気がいまいちではあります。
このバスは吉見町の中心には入らず、県道76号線を南へ向かいます。
徒歩橋(かちばし)で市野川を渡ると、川島町に入り、こちらの系統の方が町の中心を通ります。
とはいえ、田んぼなどが目立ち、埼玉といえども田舎は田舎、いや埼玉らしい?ような光景が続きます。

それでも乗ってくる人は結構おり、本数が少ないながらも重要な交通機関となっているようです。

国道254号に入ると、東松山方面のバスと合流します。
254沿いはロードサイド店が目立ちます。
しばらくすると、落合橋で越辺川を越え、川越市に入り、そのまま入間川も越えます。
その先の山田交差点で254から分かれると市街地となっていき、東武バスの川越営業所がある神明町車庫があります。川越駅からここまでのバスは本数が多く、中心部を貫くバスとして本数が多いです。
その先は、さらに混んでいた蔵のまちエリアを越えて、川越駅につきました。


第三走者 国際十王交通 熊谷駅-上岡-東松山駅(東松01)



電車で東松山駅へ移動し、国際十王交通の熊谷と東松山を結ぶ路線に乗ります。
東武時代は東松01系統だったようですが、現在は路線番号は案内されていないようです。
本来は電車ではなく、川越から東松山もバスの予定だったのですが、さすがに三度目の蔵のまちは嫌なもので、先ほどの川03の落合橋以降が重複となることもあり、電車移動としました。

やや寂しい感のある郊外の東松山駅を出ると、すぐに県道66号線に出て、あとは殆ど北上するばかりとなります。
道も狭い県道66号線は、ロードサイド店もなく、住宅の中に多少のお店が散見される程度のやや寂しい感じです。
市民病院は丘の上にあり、バス停の市民病院入口は下の道なので、通院利用者には使いづらそうですが、はたしてどうなんでしょう。

その先で国道407号に出ますが、あまり状況は変わりません。
それでも駅から遠くなり、降りる客が増えてきます。その先、冑山のバス停周辺だけ、一瞬熊谷市に入りますが、すぐに東松山市に戻ります。
森林公園北口入口というバス停を過ぎて、改めて熊谷市に入ります。
ちなみに、森林公園北口には結構距離があり(それでも森林公園自体の大きさからすると、大したことないのかも…?)、騙されることもないと思いますが、注意が必要です。

熊谷へ入っても荒川を越えるまでは、同じような感じです。
荒川大橋で、今日何度目かの荒川越えを果たすと、熊谷の市街地に入ります。
上熊谷駅入口バス停も、駅からは遠そう。。。最も連絡する人がいるとは考えにくい。



フェンスが邪魔ですが、高崎線を跨ぎ、新幹線を潜っています。
ここを過ぎると国道17号線を右折し、市内のバス停で多少の降りる人がいました。

ちなみに、熊谷駅のロータリーは工事中のようで、仮バス停ばかりでした。
西小泉駅行、太田駅行など群馬側まで路線バスがあるようで、南側も乗ってきた東松山や小川町、森林公園の各駅まであり、さらに籠原駅、深谷駅などの鉄道並行路線もあるので、北関東の割りにバスが揃っています。



第四走者 国際十王交通 熊谷駅-県立循環器呼吸器病センター-小川町駅(小01)


今度は熊谷から小川町までの長距離路線です。
県立循環器呼吸器病センターへ行く運用が殆どのため、小川町まで行く本数は限られてきます。
荒川を渡るまでは、東松山駅~熊谷と同じです。
渡った先の村岡交差点で、国道407号線から分岐し、県道11号線を通ります。
万吉バス停から先は、人家もややまばらな感じで、その割りに片側一車線でやや窮屈な道という、今日というか埼玉あたりでよく見かける感じです。
実際のところ、乗降客も少なめなのでスムーズです。

ブドー園というまんまなバス停が途中ありましたが、それが何たるかはわかりませんでした。その次のゼリア新薬バス停には、大きなその会社の工場があったのですが。
このあたりは、旧江南町の中心だったのか、人家やお店もあり、行政センターもあります。

その先で県道130号へ出ると、再び何もなく、薄暗い中、田んぼや畑が目立ってきます。
乗降の無いまま飛ばしていると、県立循環器呼吸器病センターが突如として現れてきます。結構立派な施設だけに、周りと浮いています。
とはいえ、今日は日曜日だけあって、乗降なく折り返します。
折り返した後は、来た道を戻らず、田んぼの中の道のような(といっても片側一車線ありますが)所へ出て、別のルートで県道11号へ戻ります。

塩八幡のバス停あたりで、軽い峠を登りますが、隣の嵐山町との境界は少し下ったところでした。
嵐山町は乗降もなくそのまま通り過ぎ、小川町へ入ります。
山の中へ入り、あたりも暗いのでやや不気味になってきますが、関越道は明るく、県道はその下を通り抜けます。

関越道を過ぎると、人家やお店も増え、数人程度ですが乗車する人もいました。
日赤入口のバス停のあたりには、小川温泉という入浴施設がみえ、車が結構あったので、人気の施設なのかもしれません。バスには関係ないようですが。
その先で八高線東上線を越えると国道254号に出ますが、すぐに右折し、突き当りが小川町駅です。
ロータリーは小さいですが、タクシーの他、国際十王交通や川越観光、イーグルバスなどが乗り入れているようですが、いずれも本数は……。

この後は東上線に乗って帰りました。