2018年10月28日日曜日

20181027:関東鉄道常総線、真岡鉄道線(SLもおか)、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線

なぜか無駄にアクティブに二日連続で出かけました。
ときわ路パスというフリーパスで関東鉄道常総線、真岡鉄道線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線を乗り継いできました。
JRだけでは中々元を取りにくいのですが、他の路線を使うと(そちらが高いので)割と簡単に元を取れる切符で、期間限定ながら割りとちょいちょい出ています。

関東鉄道常総線 取手~水海道~下館



ときわ路パスのエリアの南端である取手まで常磐線でやってきました。
下車してパスを買い、まずは常総線に乗ります。
15両の常磐線の横で単行ですから落差が著しいですが、つくばエクスプレスの開業もあって苦戦している常総線なので仕方ないのでしょうか。

実際、座席に余裕がある状態で取手を出発します。
まもなく常磐線と分かれると、国道6号線をくぐり、すぐに西取手の駅につきます。
この先南守谷までは駅間も短いです。

このあたりは田んぼや畑が点在するものの住宅地が並び、東京通勤圏でマイホームを!という感じです。
各駅から少しずつ乗ってきて、座席が埋まっていく感じで上々ですが、よく考えたら単行なので、利用者は少ないわけです。
戸頭駅の先から守谷市に入りますが、住宅地も新興の感じが強まり、建設中のものも見受けられるようになってきます。つくばエクスプレスが出来てから開発が進みだしたのでしょう。

つくばエクスプレスとの乗り換え駅である守谷でほぼすべての利用者が降り、少しばかり乗ってきました。
新守谷、小絹と少しずつローカル色が強くなってき、水海道で終点となります。
水海道は運行上の拠点で、ここから北は単線になり、直通せず乗換となるパターンが多いです。
水海道以南は2両、以北は単行というのが元々だったようですが、以南でも単行が増えているようです。


ルートインホテルだけが目立つ、やや寂しい感じの水海道駅を、今度は下館へ向って北上していきます。
中妻駅から先は本格的なローカル線の模様で、田んぼや畑、果樹園が車窓の多くを占めます。

その先の石下は、降りる客が多かったです。小さな町の中心のようです。
下妻は以前、関東鉄道パスの1日券でつくば駅からバスで行って、土浦へ抜けました。
その時も駅周辺は何も無く、ロードサイドに奪われている印象でしたが、やはり今日も降りる客はわずかでした。バスもそうですが、寂しい限りです。

下妻を出ると空気を入れ替えるだけの駅が続き、下館の一つ手前の大田郷で数人が乗車しました。
晴れていればこのあたりで筑波山が見えそうな気がしますが、雲の多い天気でわかりませんでした。


下館は水戸線・真岡鉄道線の乗換駅で、同業っぽい人は真岡鉄道へ、地元の人は水戸線へ流れていきました。



真岡鉄道線 下館~茂木


まずは普通列車で茂木駅へ向かいます。
やや急なカーブで北へ向けて曲がると、国道294号線に沿って北上していきます。

市街地といえるのは次の下館二高前までで、あとは元・特定地方交通線らしくローカル線の色が濃い区間が続きます。
久下田駅からは栃木県真岡市に入ります。「ときわ路」パスなのに茂木まで圏内なのは、気前のよいものです。

真岡は、このあたりでは栄えた街のようです。駅舎もSLを連想させる形で、路線・地域一体でSLを推していることがよくわかります。
本日のSLもおか号に使用されていない方の「C12 66」は、真岡駅で休んでいます。


ここから益子までは、また何もない感じの駅が続きます。
益子は、「益子焼」で名前が知れており、観光客と思われる人が降りていきました。
ただ、鉄道はあまり観光のメインルートではなそうです。(宇都宮からの路線バスの方が便利だろうか?)

七井・多田羅の両駅は殆ど利用者がいなく、市塙駅は特徴的な駅舎というか待合室が目立ちますが、少し利用者がいました。


市塙を過ぎると緑が濃くなってき、地形が少し険しくなってきたような感じです。
利用者のいない、笹原田・天矢場の両駅を過ぎると、茂木の駅に到着します。
さっそくそれなりの人が降り、SL目当てと思われます。

茂木の駅につくとSLは早速準備中。


この後、蒸気機関を暖気し、ゆっくりと後退で茂木駅のホームに入線します。
この「C11 325」は、JRなどに貸し出されることもよくあるようですが、今日は真岡鉄道でお仕事です。


丁度発車したモオカ14系との並び。


客車はオハフ50系。オリジナルではここにしかない貴重品のようです(詳しくないのでwiki情報ですが……)。
サポもしっかり装着済み。


車内はハロウィーン仕様。いささか風情という点ではいまいちですが、SLを盛り上げようとする心意気は買いたいですね。

茂木を出た時点では、それでも3両の客車には余裕があり、SLに500円増しで乗れるのは気前がいいが、大丈夫なのかなぁとか思っていました。
さすがにSLというだけあって、写真を向ける人や手を振る人が多く、撮り鉄(撮るのもいいけど乗ってあげるべきだとも思う)はともかくとして地元の人に手を振られると、SLが受け入れられているようでよい気分です。

実際、撮り鉄は今日乗って見ているだけでも、危ないとか迷惑だと感じる者がいたので、鉄道趣味者の品格と評判を貶め、キモオタ・非常識・社会不適合のレッテルを貼られるような、不届き者が多いのが残念な限りです。
(水は低きに流れ、人は易きに流れる……です)

真岡の駅からはさらに乗ってきて、のんびりとした旅情は消え、車内が騒がしくなりました。子供が五月蝿いのは子供だからしょうがないが、それを咎めない大人は大人だからしょうがなくないわけで、非常に興がそがれて、不快な気分になりました。
大人たる者、子供にはあるべき姿を見せるべきあり、子供を叱って周りの迷惑というものを理解させるべきでしょう。
(やはり、水は低きに流れ、人は易きに流れる……です)

SLや客車には風情があってよいもので、駅で写真を撮っているときや真岡につくころまではありがたく思っていたのですが、このように俗化が著しくて楽しめないとなると、ガラガラの普通列車の方が私にはよいなと思いました。

鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 水戸~鹿島神宮


水戸線・常磐線を乗り継いで、水戸駅の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線のホームにやってきました。
既に暗闇な上、そもそも大洗鹿島線自体の見晴らしは、(特に涸沼より南)たいしたことがないのですが6000形の入れ替えが進み始めているので、もう一度乗っておきたいと思い、寄り道のごとく乗ってみました。


このコントラストがはっきりした顔も好きですが、独特の走行音と座り心地のよい転換クロスシートが気に入っています。
残念ながら新車の8000形は、全席ロングシートのありふれた気動車(乗ったこと無いけど)のようなので、あまり興味はありません。
幸い時刻表で区別がつく(6000形はトイレあり、8000形はなしのため)ので、確認して乗りました。

大洗までならまた乗る機会がありそうなので、乗車記録は改めてとしたいと思います。
理由は、以下のガルパンⅣ号ラッピング車にのったことがないので。


対向列車で来たので無理やり撮りました。
ガラスにもキャラが描かれていて、2号→3号→Ⅳ号と進化しているような気がします。


2両編成の前側は6016でした。大洗駅で待ち合わせがあるので、撮れました。
水戸~大洗が利用客の多くを占めているので、切り離しこそありませんが、大洗で車掌は降りて、以南は新鉾田駅を除いて無人です。



日本一長い駅名もこの大洗鹿島線です。

おまけ 鹿島神宮


鹿島神宮駅についたら、鹿島神宮へお参りをしました。


明るいから怖くはないけど、人の気配の殆どしない鹿島神宮への道。
この奥が鹿島神宮です。


人がいないのと灯りが合わさって、幻想的で厳かな雰囲気を醸し出す楼門です。
SLでは人が多すぎて辟易とした訳ですが、その分このような鹿島神宮にお参りできたのはよかったです。
清らかな気持ちでお参りができて大変結構です。
(一体どれだけ私は他人が嫌いなのかということですが、笑)

竜王戦が11/1からあるそうで、羽生竜王と広瀬八段のポスターもありました。
(上手く撮れませんでしたが……)
羽生竜王を応援したいですが、ストレートというのも勿体無いので、そろそろ広瀬八段も一つ星を返して欲しいところですね。
(それにしてもまた強くなっていないだろうか……鬼畜眼鏡羽生竜王)


お参りのあとは人気の殆どない参道で、開いていたお店で鹿嶋名物の鯰料理をいただきました。
個人的には奥の照り煮がおいしかったです。



この後は、かしま号で帰りました。
かしま号は高速バスとはいえ、特急列車と同等かそれ以上の快適性・本数があります。
ただ、乗りバスの対象にするには高速道路は退屈ですね。
2018年10月27日土曜日

20181026:寺62、寺71-1、泉30-1、久留23他

平日に珍しく休みを取ったので、平日しか乗れないバスを乗りつつ写真多めに撮ってきました。

のっけから乗っていないバスのことで恐縮ですが。

西武バス 武17系統(写真だけ)



青梅街道上で遭遇しました。花小金井駅周辺での誤乗を防ぐこともあり、行き先の武蔵小金井駅よりも経由地の日立国際電気前を強調。
西武バスではレアだけど、走行区間は殆ど他のバスでカバーできるので、わざわざ乗るという方向に気が向いていないのです。

西武バス 出入庫 小平駅~小平営業所(写真だけ)


小平駅につくと今度は営業所行がお出迎え。
青梅街道・新小平の両駅を経由し、青梅街道を直進して入庫していくのですが、入庫便なので、本数は割りと多めでもバラバラの時間帯に運行。
案外需要あってもおかしくなさそうですが。

西武バス 寺62系統 小平駅~松ヶ丘住宅入口~国分寺駅北入口




こちらは乗ったバスです。
寺62系統は、学園東町方面を通る本数の多い寺61系統の経由地違いで、小平市役所方面を経由します。平日限定の運行でもあります。
そのこともあってか、私の他、行き先を確認し乗ってきた老人が一人だけでした。

小平駅南口のロータリーを出ると、あかしあ通りを南下します。
あかしあ通り沿いには、ルネこだいらという特徴的な外観のホールがあります。
その先仲町の交差点で青梅街道へ右折します。武蔵小金井駅行の武19と寺61は、ここで左折しますが、ここを右折するのは寺62と入庫便の小平営業所行(+梅70)だけです。

青梅街道駅の手前で左折し、小平市役所の前へ行きます。
ここで先ほどの老人が下車して、ソロバスに。市役所の角で右折すると、西武多摩湖線の踏み切りを越え、小平市の中央図書館があります。
ここで、先ほど小平駅でみかけたコミュニティバスが前方に。ペイントの小平市オリジナル健康体操って意味が分からない、笑

この先津田町三丁目バス停方面へ、左折しますが、この後松ヶ丘住宅入口までのわずかな区間が狭隘区間になります。それもあってか、この便は中型車(エルガミオ)です。



この区間は寺64系統なども走行しますが、このバスと武19系統だけが写真の方向(南下)するので、対向が来ると大変そうですが、幸いこの時間は対向バスもなく、前方トラックとすれ違うくらいでした。
左折した直後の、松ヶ丘住宅入口から数人の乗車がありました。この先は並行バスもあるので、利用が増えてきます。
再び多摩湖線の踏切が見えると、一橋学園駅はまもなく。
ここで寺61系統と合流して、高頻度区間になります。


この交差点を右折するのが寺62、寺61はこの先からやってきて、左折します。
一橋学園駅周辺は、大学や自衛隊駐屯地があるためか小規模な飲食店が多く、道幅も余裕はないのでごちゃごちゃした印象を受けます。
その先も多摩湖線と並行に南下を続け、五日市街道を過ぎると、ルネサス武蔵というバス停があり、ここはロータリーがあるため、そちらへ入ります。(朝はルネサス武蔵~国分寺駅のバスもあります)

ルネサス武蔵の先で、国分寺市に入り、連雀通りを過ぎると、国分寺名物?のバス専用道が出てきます。(他の方のブログによい説明がありますので、リンクをさせていただきます


禁止の標識が立っており、バス専用道であることをアピール。


狭いので基本的に道中での離合はしないが、退避スペースはあるので、時間帯によっては離合があると思われます。

この通り、ホーム横に突っ込んで客を降ろし、


バックで乗車スペースへ入り、乗車の客扱いをする折り返しが基本です。(次参照)


西武バス 寺71-1系統 国分寺駅北入口~武蔵野美術大学~小平営業所



予想はしていましたが、次のバスは折り返しで入庫でした。

手狭なため、写真が撮りにくく、整列乗車もないので、この写真撮っている間に、前に入られて席も後ろになった上、乗車率もよいので道中の写真は取れなかったのですが、以前一応この系統の本線部分(寺71)に触れているので、乗車記録はそちらへ委ねます。
武蔵野美大では学祭らしきものがやっている(ようにみえた)ので、結構乗車率も多かったです。
大学専用路線かと思うと、駅から遠い上に学校が多いので利用者は多めで、本数は多く、また国分寺方へのやり取りは本系統と小平駅経由だけなので、営業所発着も多いです。
今度は小平営業所から乗って、前で写真を撮ることにしたいです。

なお、武蔵野美大から先は、若葉団地経由の立川バスと逆方向に曲がって北上し、立川通りを左折すると、すぐに小平営業所につきます。


西武バス 泉30-1系統 大泉学園駅北口~福祉センター入口~新座駅入口



電車とバスで移動し、今度は大泉学園駅へ。
平日1日1本という、中々私では収めづらい、泉30-1系統。以前、泉30-2系統をご紹介したときに乗ってみたいといった便です。
といっても独自区間ゼロなので、乗るというよりは、この行き先をコレクションしたかったといったところかもわかりません。

これだとどうも系統番号が見づらいですね。大泉学園北口のロータリーは、利用者も多い上、やや手狭で、薄暗いため撮るの大変なんです。でも、大事なところなのでもう一枚。座席を犠牲にして撮影。


1日1本ながら終車表示がありません。恐らく混乱をさせないための措置でしょう。

産業道路までの乗車記録は、上記の泉30-2の方を、その先は以後の久留23と同一なので、そちらを参照下さいませ。

ちなみに、終点の新座では、新座01系統になって入庫します。本来泉30-2でするところを、わざわざ経由して、系統だけ維持している状態に近いですし、実際泉30区間と久留23の区間を通しで乗る人はおらず、突如現れる前のり信用乗車制に混乱する利用客も見られました。




西武バス 久留23系統 新座駅~東久留米駅東口




新座01にも乗ってみようか悩んだのですが、写真撮っている間に、ギリギリで行かれてしまったので、すぐ先のこちらに乗りました。
久留23は時刻がバラバラなので、直後にあってよかったのですが、そのせいかガラガラであり、この使いにくそうなダイヤでどうなのかなぁと思います。

新座駅を出るとしばらくは広めの整備された道を進み、新座郵便局の交差点で平林寺大門通りに右折します。
この通りは、志木駅とひばりヶ丘駅を結ぶ(新座市しか通らない)ひばり73系統が多く走っています。

川越街道を越え、解体工事中の新座市役所を過ぎると、平林寺の境内が右手に見えます。
平林寺の雑木林や街路樹などが醸し出す味わいが見所なのですが、如何せん車が多く道は手狭であります。


ややボケてしまっていますが、こんな感じです。紅葉の季節だとより美しいでしょう。

平林寺を過ぎると、関越道を越えたところで産業道路との交差点になり、久留23や新座01等の入庫系統は右折、ひばり73や泉30-1は左折します。
産業道路は交差点二つでさらに左折し、小規模な団地の向かいに新座営業所があります。出庫系統が豊富なのですが、恒常的に利用できるの系統は久留22くらいなもので、利便性はいまいちでしょう。

この先は史跡公園バス停のところで、野火止用水と合流します。そのことを示す看板もありました。


水道道路と立派?な名前がついていますが、片側1線で手狭な道を少し進むと御成橋交差点で左折し、南下します。
そこで東京都東久留米市に入ります。入った直後に東久留米スパリゾート(仮称)というのが建てられていました。温泉が出たそうですが、俄かに信じがたい話ではあります。

その次の東久留米団地では、前にバスが。
こちらが早着したからか、丁度出発していくところで、向こうは久留21系統。
つまり、同じ東久留米駅行。所謂団子運転ということで、ここから先は誰も乗ってきませんでした。

東久留米団地のある上の原は、東久留米市の北端ですが、駅からもやや遠く、区画整理中のような場所があったり、工事中の建物があるので、これから開発が進むのでしょう。

その先は神山大橋(小さいけど)で黒目川を渡ると東久留米駅東口はまもなくです。
この区間はバスが多く、団地から駅の間で対向を3台くらい見かけました。
久留21(東久留米団地行)、21-1(新座営業所行)、22(朝霞台駅行)、23(新座駅行)、24(小山入口行)とあり、本数が多い区間です。(多くは久留21だと思います)
2018年10月20日土曜日

20181019:光02、みどりバス保谷ルート

国際興業バス 光02系統 池袋駅東口~光が丘駅



光02系統は池袋駅から川越街道(国道254号)や環八通りなどを通って、光が丘駅までを結ぶ比較的長めの路線です。
一方で鉄道から少し離れつつも並行しているので、そのあたりも気になります。

よく考えると、今まで国際興業バスには乗ったことが無かったのですが、いすゞのバスが多いということだけが印象にあります。
このバスもいすゞ車なのですが、新型のエルガだと前側の席が一つ潰されているので、嫌だなぁと思っていましたら、やや経年車で席はありました。
しかし、前にならんでいた老人に座れられてがっかり。子供と高齢者はご遠慮願いますって書いてあるのにね。仕方ないので、後ろの方に座って出発です。

ヤマダ電機の裏を出ると、明治通りに出るのですが、目指す方向とは逆に池袋駅の前へ左折し、ついでもう一度左折し、首都高の下の交差点をさらに左折と、バス停も無いのにぐるっと回って出て行きます。
次のサンシャインシティのバス停の位置関係もあるのですが、信号待ちもあってかなり時間が食うので、いっそサンシャインシティから乗ったほうがよいようにも思えてきます。
だからというわけでもないでしょうが、サンシャインシティからも乗車がありました。

そして、いよいよ山手線、赤羽線、東上線をオーバーパスして川越街道に入ると、すぐに板橋区に入ります。このあたりは東上線と並行しているのですが、多少距離があるのか、殆どのバス停で乗降があり、国道沿いということですが、マンションなどの住宅や小規模な事業所が多いです。

東上線でいうと6駅目の上板橋くらいまで似たような感じで進みますが、上板橋までくるとチェーン店のあかりが目立ってきます。
その先で練馬区北町に入り、環八通りとの交差点を左折します。
練馬北町車庫という停留所名でしたが、その車庫自体は環八の北側です。
この先は右手に陸上自衛隊の練馬駐屯地がありますが、夜なので見えませんでした。

有楽町線の平和台駅のところで、環八から右折で離れ、田柄に入ると道が狭くなってきます。このあたりも鉄道駅から遠く、平和台から乗ってきた方も多いです。
田柄を過ぎると光が丘のエリアに入り、光が丘の南側を回って、光が丘駅まで行きました。
結局乗りとおした客は私しかおらず、川越街道沿いと平和台から田柄のあたりの利用者が殆どのようでした。


みどりバス 保谷ルート 光が丘駅~保谷駅



※終点で撮ったものの既に回送。

光が丘駅から帰る方向で、バスを探したら、丁度みどりバスの保谷ルートの最終が来るということで、コミュニティバスにしては長い区間だと思いながら乗ってみました。

帰宅のサラリーマンなどを結構乗せて光が丘駅を出発します。
目の前に土支田循環の西武バスが居て、途中しばらく後ろをくっついていくことに。

今度は光が丘を北側へ進んで光が丘公園の脇を進んでいきます。光が丘公園の角で左折し、和光市白子との境を進むと、笹目通りの土支田交番の交差点を直進。
ここは吉60や石02などで何度も通っているところでした。
笹目通りを越えると土支田通りとなり、成増駅からの石02もやってきて団子状態に。
先ほどの土支田循環線もあるので、こちらへは乗り降りなく進みます。

土支田八幡前のバス停でそれらの路線とわかれますが、土支田地域集会所バス停はこの路線単独で、経路的に分かれるのはその先の土支田通り交差点から。
ここからは道も空きだして、狭いとはいえ中型のスペースランナーなのでスイスイ飛ばしていきます。
大泉町1~3丁目を通りますが、回りに鉄道はなく、この系統の利用者が出てきます。

その先は長久保ですが、みどりバスは専用のバス停です。長久保は路線が多いのですが、それぞれ停留所が違うので初見殺しです。
ここから学園通りまでは他路線が多数ありますが、学園通り沿いは都民農園を除くと、バス停も少なめかつ他路線と別なので、都民農園で降りる人が居たくらいで、すんなり通過します。しかし、前のバスは追い越せないので結局止めてもいいのでは?と思います。

関越学園通りを右折すると、ここからは泉30系統と並行します。このエリアは以前紹介しているので省略しますが、この系統からも利用者が居ました。光が丘からだと遠すぎるけど日常の利用なのか、買い物とかなのか。

泉30系統とは四面塔稲荷前の交差点でわかれ、このバスは左折し、西大泉二丁目方向へ行きます。西大泉三丁目で最後の客降りると、バスは私だけになります。
このあたりもなぜかバス停が(コミュニティにしては)少なめになっています。

この先は西武池袋線の踏み切りで5分ほどかかって、南大泉のバス停を過ぎると終点の保谷駅につきます。ここは西東京市です。

おまけ 保03

帰る方向と合わないので乗れないのですが、出入庫系統の保03がいたので、写真に残してみましたが、スマホなので酷いことに……。(帰りがけなのでカメラ持ってなかった)



撮るならカメラでないといけませんが、今のデジカメでも似たようなことになりそうだし。
安くて持ち運びのいいコンデジで、夜も撮れるやつないのかなぁ。。。
2018年10月15日月曜日

20181013-14:菅平線・別所線

菅平方面へ行く機会がありましたので、上田バスの菅平線と上田電鉄の別所線

上田バス 菅平線 アリオ上田・上田駅~西菅平



菅平線自体は上田駅が始発ですが、実際の運行系統は、アリオ上田線と一体になっている便があり、乗車したこの便もアリオ上田からの発車でした。

アリオ上田は新幹線南側の大規模商業施設で、上田城を軽くみたついでに歩いてきました。西菅平行きですが、西菅平が括弧書きで、菅平高原が目立つ行き先表示です(写真で見づらいですが)。
出発すると、すぐの交差点を左折し、高架となっている新幹線をくぐって上田駅のお城口につきます。わずか5分ほどですが、100円バスになっていることもあり、高齢者が1名利用されていました。

事実上の始発である上田駅では、それなりに人が乗ってきますが、観光客は見当たりませんでした。
新田バス停までは国道141号を北上、ここは上田市の中心街のようです。
右折して国道18号、さらに左折して国道144号と進みます。


一瞬だけのぼりに差し掛かりますが、上田バイパス交差点付近からはロードサイド店が目立ちます。その先には上信越道の上田菅平ICがあるからでしょうか。
その先をしばらく行くと、神川を渡ったところで、旧真田町のエリアになります。
ご存知、戦国武将の真田家発祥の郷であります。


真田家の資料館や本城跡などがありますが、私は戦国に興味が無いので、というか時間が無いのでスルー。
真田の交差点で、バイパス経由とそうでない便がわかれますが、私が乗ったバスは後者で、集落内の道に入ります。


狭い集落ですが、ちょこちょこ降りる人がいて、この地域の唯一の交通機関として使われていることがわかります。(菅平まで行く人が私と連れしかいなかった…)
集落を過ぎるといよいよ人が減り、周りも人家が少なくなってきます。
菅平口では、菅平へ向う国道406号線と鳥居峠を越えて嬬恋村へ抜ける国道144号に分かれますが、このバスは406号へ向かいます。


この菅平口の分岐から、菅平ダムまではヘアピンカーブが続き、バスは登坂車線を懸命に登っていきます。
菅平ダムは車線を挟んだ反対側なので、この時はあまり見えませんでしたが、翌朝通った時は、水があまり無いようでした。
その先の別荘入口というバス停で最後の客が降りると貸切になりました。
菅平にはそこそこ人が居ますが(紅葉シーズンにはやや早いようでした)、500円の運賃低減バスとなってもバスで来る人は少ないのでしょうか。
本当は終点の西菅平まで行きたいのですが、所用があって連れがいるので、途中の菅平高原ダボスで降りました。
ここは回転場になっていて、折り返し来た道を戻り、西菅平へ向うようです。



上田電鉄 別所線 上田~別所温泉



上田へ戻って別所温泉まで上田電鉄で向かいます。
別所温泉へは上田電鉄別所線と上田バス塩田線の2つの行き方があるのですが、この日は日曜日であり、後者は運休ということで、電車を使いました。

高架となっている上田駅を出ると急カーブを曲がって千曲川を渡ります。


千曲川を渡ると、すぐに城下の駅につきます。上田駅は1面1線の構造ですが、ここが交換駅となっています。
ここから上田原までは住宅街の中を抜けていく感じで、家も近く、柵がないところもあるので、電車のスピードはゆっくりです。
上田原を過ぎるとカーブがあり、ここからはゆったりした車窓に変わります。

下之郷は別所線の車庫があり、交換設備もある有人駅でしたが、やけに一杯人が居ました。


駅近くに生島足島神社というものがあると、駅の看板でわかりましたが、いまいち私にはそれが人が居たことと結びつかないものです。
車庫には東急時代を思わせるようなのも休んでいて、かつて池上線ユーザーだったので、懐かしい気がします。



下之郷を出ると再びカーブし、いよいよ別所温泉を目指します。
塩田町あたりは少ない真っ直ぐな区間ですが、相変わらず軒先が近いので、ゆっくりです。


このゆっくりさや雰囲気は、何となくアルピコ交通上高地線にも近い気がします。同じ長野県ですし、まあこっちは東急のお古で上高地線は京王のお古なので違いますが。
言われてみると鉄道むすめのキャラクターをアピールしていたりしているところも似ていますね。こちらはこんなのまでいますが。



どちらにも頑張って存続していただきたいですし、観光はエコな公共交通機関でと思います。(最も人が増えると行かなくなる性質ですが)



終点の別所温泉駅はこのような感じでした。特徴的ですが、町の雰囲気と合っているのかは何とも。
別所温泉駅には、かつての丸窓列車も放置もとい保存されています。
見た感じはそれなりに手入れされているようです。
ちなみに、中には入れません。入れると荒廃が進むので、当然でしょう。


発車直後の上田行列車との並びです。
現役の列車との並らんだ写真が撮りやすいよい位置に保存されています。

おまけ 別所温泉の浴場



立ち寄り入れる浴場が3件存在しているのですが、1つが150円と安いので温泉の好きな人にはいいと思います。ただ、休憩室とかそういうのは無く、付近にもまったりする喫茶店みたいなのはないので、そこが残念でした。
写真の石湯というのもよいですが、同じ値段で露天もありやや温度も低くて入りやすい大湯の方が個人的によかったです(なのに写真撮り忘れた)。
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