第一走者:西武バス 所18-1系統 西武ゆうえんち~所沢駅
電車で西武遊園地駅まで行き、駐車場から出るこのバスにまず乗りました。
西武ゆうえんちというと、子供のころに行ったことがありますが、既にちょっと寂れているような印象ですが、バスや電車で来る人は少ないような感じでしたが、駐車場は埋まっていました。プールなどもあるので、そちらにいくならやはりマイカーなのでしょう。
満車の駐車場を乗客一人で(帰る時間帯ではありませんしね)、発車したバスは、プールを横目に進みます。左手にゆうえんち、右手に住宅地というコントラストがあります。
次の西武園駅バス停が、本線の終点であり、ここは折り返し場に入っての、客扱いでした。
この先本線区間は、ほぼ絶えなく乗車があり、利用がそれなりにあります。
西武園駅を出るとすぐに埼玉県に入り、松ヶ丘のエリアは新興住宅地の模様です。
地名のとおりアップダウンとカーブが多く、バスの利用者が多いようです。
悲田処跡、将軍塚とバス停の名前には、歴史を感じますが、何も車窓からはわかりませんでした。
その先は、吾妻交差点まで、狭い住宅地を通り、ここは古くからの住宅地なのだろうと区画整理されている新興住宅地とのコントラストです。
そこを抜けると大通りとなりますが、道路規模より交通量が多く、流れが悪いまま所沢駅につきました。
第二走者:西武バス 所52系統 所沢駅~志木駅
行き先名が多いですが、志木駅までの長距離路線で乗ってみました。
途中の東所沢駅や跡見女子大止まりが多いので、1時間に1本程度の本数です。
所沢駅東口を出ると、西武池袋線を陸橋で越えて、小金井街道へ右折します。
この周辺は、やはり交通量が多く時間がかかります。
所沢駅周辺のバスが衰退していったこともこのあたりにあるのでしょう。
安松までは清66系統とも平行するため、利用者も多いのですが、少し前に件の清66系統が出発した後のため、通過していきます。
安松バス停の先で、清瀬方面へ行く小金井街道・清66系統と別れ、東所沢駅を目指します。
この先も道は広くならず、ロードサイド店も点在するため、あまり速度は上がらず、このあたりから乗降も増えます。
東所沢駅入口交差点から、左折し東所沢駅のロータリーに入ります。
ここで多くの客が降りて、いっきに空いてきます。バス停に人が待っていると思ったら、所沢方面の人ばかりでした。
その後、再び東所沢駅入口交差点に戻り、左折します。
つまり、元の道を真っ直ぐ進んだことになりますが、利用状況からすると東所沢駅へ寄るのは妥当でしょう。
本郷バス停から一気にのどかになり、畑か工場、高速のICが近いため物流拠点などが点在するようになります。
坂ノ下バス停の先で、浦和所沢バイパスへ入り、英インター交差点から、跡見女子大へよっていく格好となります。
このバスでは、跡見女子大よりも、一つ手前の中野バス停で高校生の乗降のほうが目立ちました。
跡見女子大は構内で客扱いし、折り返す形で先へ進みます。
ここから志木駅への新座営業所便もあるため、多少本数が増えます。
先ほど通った英インターを越え、大和田交差点を左折します。その後は県道109号、志木街道と進んで、新座市の志木駅に到着します。
この後は昼食休憩と、ひばり73系統と徒歩で新座営業所へ移動しました。
目的は、あえて出庫する大泉学園駅行になんとなく乗りたかったというだけですが、笑
第三走者:西武バス 泉30-2系統 新座営業所~大泉学園駅北口
入出庫というものは、意味が無くとも乗ってみたくなる不思議なものです。
新座営業所は、向いに団地があるため需要があるのか?結構入出庫便が充実しており、ひばりヶ丘・東久留米・清瀬・新座・志木・朝霞台・朝霞の各駅へ行けます。
ただ、本線が通る東久留米と朝霞台、辛うじて新座くらいしか実用性はなそうです。
大泉学園駅への入出庫便は、泉30系統(大泉学園駅北口~福祉センター入口)で、
福祉センター入口からは4バス停分だけが独自(といっても他系統は走っている)区間です。
営業所から乗る物好きは少ないのか、乗車時に大泉学園駅を告げたときに、乗務員氏が金額を入れる際に、少し戸惑い気味に確認していました。
言うまでも無く独自区間から乗る人はなく、私の次の乗客は、本線の終点である福祉センター入口でした。
ここは、折り返し場が整備されておりますが、この便はそこへ入らずに道路上のバス停で客扱いをします。
利用者も少ないまま進み、東京都へ入ります。
いきなりカーブに入って東京都になり、住宅地になるという、急激な変化です。
そして安定の狭隘路です。
大泉第三小学校を越えると、関越道の下を通ります。
そのため、坂下と関越学園通りのバス停は、側道上に存在します。
関越学園通りの交差点を右折すると、大泉学園通りに入り、ここは西武バスのドル箱です。とはいえ交通量も多く少し時間がかかりながら、大泉学園駅北口へ到着しました。
ちなみに、入出庫便はなぜ「30-2」なのかというと、「30-1」というレア系統が存在し、福祉センターの先、本多一丁目を平林寺方面へ右折し、久留23系統のルートで新座駅南口へいく便が、今のダイヤだと平日の昼に一本だけとなっています。
一度乗ってみたいものですが……。
第四走者:西武バス 泉39系統 大泉学園駅北口~和光市駅南口
※終点にて撮影
今度はただ乗ったことが無いというだけのチョイスですが、和光市駅へいく泉39系統です。
和光市は埼玉運賃のため、再びの申告制です。
途中大泉北中学校入口までは泉38系統と同じですが、路線図上は片側を通るとなっていないので、往復同じ道を通るようですが、行きしか乗っていないため、わかりませんでした。
このあたりは交通量と道幅が著しくつりあっておらず、時間がかかります。
さらに大泉ICもあるため、余計です。
大泉北中学校入口で、泉38系統とわかれ、外環道の側道に入ります。
ここは交通量が少なくスムーズに抜けました。
乗りおりも多く、利用者もまずまずのようです。
途中もみじ山のバス停の先で、外環道をまたぐ格好になるため、強烈な坂道があり、路線のハイライトとなります。
そして、側道へ戻ると埼玉県になります。ここで殆どの乗客は降りてしまっているため、埼玉側の利用実態は?ですが、よく見ると前に東武バスが人を拾っていったので、それのせいでしょうか。
司法研修所・税務大学校とお堅い施設のバス停が続きます。丸山台バス停で側道からわかれると、すぐに和光市駅につきました。
おまけ
用事が済んだ後、入庫便の泉38-2に乗ってみました。
泉38-1と38-2は、それぞれ出庫・入庫便であり、過去の路線の免許維持もかねていると別の方のブログで拝見したのですが、本数が少なく時間帯が限られているため、貴重な存在です。
行き先表示をコレクションに入れたいのですが、LEDで夜間となると安物のデジカメでは太刀打ちができないもので困ってしまいます。
乗車の方は本線区間のバス停から、維持区間の大泉学園幼稚園前バス停を越えて、終点西武車庫まで乗りました。
夜間で普通の住宅地を走っているので、車窓で何かといわれるとコメントが難しいですが、マイナーバスに乗っているという感慨は味わえます。