2019年9月24日火曜日

20190920-21:東海バスN22(N24)、I41

東海バス N22系統 沼津駅~長井崎中学校~大瀬岬





1日に平日で3本しかない大瀬岬行のバスの最終便です。
帰りにのったN24(江梨発)とあわせてのご紹介です。

沼津駅を出ると、通横町の交差点まではまっすぐ進み、御成橋を渡ってすぐに右折します。このあたりは狭い市街地の中で、地元利用者がポツポツいる中を進みます。

牛臥入口から国道414号に入り、すぐに御用邸の近くを通ります。
この奥が御用邸です。


その先の静浦漁港のあたりから海沿いとなりますが、乗った時間帯にはすっかり雲が多くなってしまい、期待していた展望を得られませんでした。

口野放水路交差点で、国道は左折し伊豆の国市方面へ向かうのですが、このバスは右折し県道17号線を只管進んでいきます。
このあたりは駿河湾の中でも、奥のほうで複雑な地形をしていて晴れていると中々よい展望ではないかと思います。

この先は三津までは南下していく形となり、内浦湾沿いに進んでいきます。
最終のN22系統は長井崎中学校経由として、重須と木負の間をトンネルではなく、脇道に入り地形どおりに進みます。
乗り降りがなかったので経由している理由についてよくわかりませんが、湾沿いを飛ばしていくので得した気分ではあります。


木負から先は、小規模な集落が点在する中を進みます。
また、このあたりから海の対岸に富士山が良く見えるようになります。本来ならば。
復路の写真の方がマシなので、載せますが雲が多すぎて、ウリの点が楽しめなかったのは残念です。



東古宇のバス停で、N25系統の戸田行と分かれます。
こちらは、このバスの後に1本だけあるレア系統で、朝に沼津行1本と夜に戸田行1本という実用性が殆ど無いような最小限の路線です。
さらに先の江梨まではバスが1時間半に1本程度確保されており、生活路線として守られていることが伺えます。


復路で乗ったときは、駐車場みたいなところで折り返し待機していました。

江梨から先はいよいよ本数の少ない区間に入ります。
実際に人家というものが殆どなくなります。
道幅は、ここまでと同様未改良の狭い区間が時々あるものの、大体はセンターラインが確保されています。



富士見台のバス停の先で県道から離れて、大瀬崎へ降りる道が狭いです。
ネットでみつけた記事だと、夏休みのハイシーズンで駐車場が混んでいると、降りずに手前で臨時バス停を使って折り返すようです。
最後は大瀬岬の駐車場で降ろされて終点となります。

東海バス I41系統 修善寺駅~伊東駅


翌日大瀬崎から戻り、適当に観光したりしながら、修善寺まで行って昨日のリベンジということで、I41系統の伊東行に乗りました。


古いタイプのブルーリボンで、前に座れるかなぁ・・・と期待したのですが、封鎖されていました。カーブの多い路線で危ないからですかね?
でも、運転士の後ろは封鎖されていないしなぁ……。なんかよくわからないですが、嫌われたものです。

修善寺駅を出ると、駅入口の交差点を左折し、県道12号を伊東へ向けて進みます。
しばらくはまばらな市街地で、田んぼや山も目だってきますが、割とのどかな感じです。

馬場沢橋を一気に山間部の様相を呈してきます。
冷川沿いに高度をあげていくと、伊豆スカイラインの冷川ICを過ぎ、冷川の交差点を伊東と案内される県道12号の方ではなく、冷川峠としか記載の無い県道59号(12号の旧道)へ左折していきます。
このあたりが伊豆市側の最後の人里で、冷川バス停で人が降りた他、2つ先の下尾野口までのバスがあります。

下尾野口を過ぎると、冷川峠区間に入り、センターラインの無い区間が続きます。
冷川峠自体の標高は高くないですが、短い距離で登って降りてとなるので、急カーブの連続となります。飛ばすタイプの乗務員氏だったので、より楽しめました。


このように路面が荒れている箇所もあり、県道12号現道(中伊豆バイパス)が無料解放されてから、この道はかなり扱いが下がっていることが伺えます。
よって対向車は多くはありませんが、この道幅なので出会うと困る場合もあるでしょう。

冷川峠を登りきると伊東市に入り、今度はまた急なカーブで高度を下げていきます。
市境の近くに環境美化センター(要するにゴミ処理施設?)があり、大型車の出入りがあるのか一瞬だけ道が整備されますが、ホンダ研修センターのところで元通りになります。

観光荘からはバスの本数が少し増え、住宅地に入ります。
このあたりは、伊東の市街地が眼下に良く見えます。



その先の伊東市民病院でさらにバスが増えます。
ここまで来るとほぼ降りきっていて、後は伊東の市街地を進んで、伊東駅まで行きます。