初日は、福岡県内を回ります。
福北ゆたか線(篠栗線、筑豊本線) 快速 博多~直方
博多を出ると、吉塚までの一駅区間は鹿児島本線を走行します。
ワンマンの3両電車の横を、鹿児島本線の8両や新幹線が通るので、少し窮屈な気持ちになります。
博多や吉塚から結構人が乗っているため、意外と混んでいます。
しかし、次の柚須や長者原で早速降りていくので、混んでいるのは最初だけでした。
車窓は結構住宅が目立ち、福岡市のベッドタウンということなのでしょうか。
長者原は上を香椎線が走りますが、そちらは後程。
線名にもなっている篠栗でまた人がおり、ここからは山深くなっていきます。
快速の次の停車駅は城戸南蔵院前。ここは、トンネルの手前の小さめな駅で、かなり山深くなってきたなと感じます。
その長いトンネルで山を越えると、飯塚市に入り、筑前大分の駅に止まります。
その次の桂川からは筑豊本線に入ります。筑豊本線自体は、若松から原田ですが、桂川から先は今のところバス代行になっていて、通る場所をみると今後が気がかりになる感じです。
運用としては、ほぼ博多~新飯塚・直方が一体となっているので、篠栗線・筑豊本線というのは、全く意識されなくなっています。
運用としては、ほぼ博多~新飯塚・直方が一体となっているので、篠栗線・筑豊本線というのは、全く意識されなくなっています。
飯塚駅は、新飯塚駅より市の中心っぽそうな感じがありましたが、それよりも本数や車両数に見合わない、錆びついた鉄道設備の巨大さが寂寥感を禁じえません。
飯塚といえば元総理の人がいますね。麻生グループの文字がやはり目につきます。
新飯塚駅は、後藤寺線との分岐駅。この辺の路線は一筆書きで乗るのが難しいので、手間がかかるなぁと、計画立案時に考えていました。
同じく目立つのが巨大な鉄道設備。かつての炭鉱輸送の遺産ですが、ワンマン電車で足りる現況では、空虚な限りで、サイズダウンして新規にといっても、それまた投資になるので難しいのでしょうか。
新飯塚から直方までは、田畑の中に小さな駅があるというと言い過ぎですが、それに近い印象を受けました。
直方市に入ると、すぐに平成筑豊鉄道が傍にやってきて、直方駅につきます。
直方駅には、魁皇関の銅像があるのですが、乗り換え時間がないので見るのは諦めました。
筑豊本線 直方~折尾
直方を出ると再びワンマン電車の若松行で、鹿児島本線との交点である折尾を目指します。
若松~折尾が非電化のため、蓄電池で動く車両が投入されています。
乗ってみると電車と変わらないというか、電化区間なので実際電車として走行しているわけですが。
直方を出ると、となりを並行する県道にはロードサイド店が点在しますが、それ以外は田畑がめだつ長閑な感じが引き続いています。
筑前植木の先では、筑豊本線の上を九州自動車道と新幹線が走っています。
中間市に入ると、再びまた遠賀川を渡り、少しずつ賑やかになってくると、少し複雑なホームの折尾に到着します。
若松~折尾が非電化のため、蓄電池で動く車両が投入されています。
乗ってみると電車と変わらないというか、電化区間なので実際電車として走行しているわけですが。
直方を出ると、となりを並行する県道にはロードサイド店が点在しますが、それ以外は田畑がめだつ長閑な感じが引き続いています。
筑前植木の先では、筑豊本線の上を九州自動車道と新幹線が走っています。
中間市に入ると、再びまた遠賀川を渡り、少しずつ賑やかになってくると、少し複雑なホームの折尾に到着します。
鹿児島本線 折尾~香椎
二日目の記事を参照。
香椎線 香椎~西戸崎
香椎線は特徴的な起点と終点が共に盲腸線となる路線です。
今回はあえて単純往復はしない方向で予定を組みました。
まずは、香椎から西戸崎まで向かいます。
いきなりキハ47系に変わって、重厚な感じになります。(物理的に)
こちらも来年とかには畜電車に変わるそうなので、良かったのか悪かったのか。
静かになるのはいいけど、オールロングシートになると、どうも通勤電車感がぬぐえないのと、クロスシートやボックスシートなら混雑しても片方向は車窓が見れるのですが、ロングシートは他人しか見えなくなるので、困るんですよね。誰もいなければどっちでも大差ないんですが。抗えない世間の流れですね。
こちらも来年とかには畜電車に変わるそうなので、良かったのか悪かったのか。
静かになるのはいいけど、オールロングシートになると、どうも通勤電車感がぬぐえないのと、クロスシートやボックスシートなら混雑しても片方向は車窓が見れるのですが、ロングシートは他人しか見えなくなるので、困るんですよね。誰もいなければどっちでも大差ないんですが。抗えない世間の流れですね。
香椎を出るとしばらく鹿児島本線に並行し、離れて高度を上げ鹿児島本線と国道を跨ぎます。
今度は西鉄線が上を越えていくので、その下を進み、奈多、雁ノ巣と進みます。
奈多あたりから、海の中道に該当するエリアにはります。
奈多あたりから、海の中道に該当するエリアにはります。
かなり海に近いところですが、福岡中心部への通勤圏内だからか、マンションなども目立ちます。
雁ノ巣を過ぎると人家はなくなり、防砂林のような感じの緑と県道59号の間を進み、海の中道の施設の中に、海ノ中道駅があり、その次が終点の西戸崎です。
西戸崎にもマンションがあったりして、意外な場所ながら、住宅地が広がっているなと思いました。
西戸崎には、鉄道の他に西鉄バスや市営渡船がありますが、時間も合うので今回は市営渡船で志賀島へ行くことにしました。
福岡市営渡船 西戸崎~志賀島
市営渡船は、博多港から来ているのですが、結構な人が乗っていて、そしてそのほとんどは西戸崎で降りていきました。
陸路を行くバスや鉄道は、どうしても大回りになるのでフェリーは距離的に有利なこともあり、フェリーが有利な面もあるのでしょう。
数人になった市営渡船は、西戸崎を出て志賀島を目指します。
いったんバックする感じになって、西戸崎をくるっと回る形で志賀島を目指します。
天気の面では残念でしたが、少し冷たい程度の海風が気持ちよく、15分ほどで志賀島に到着します。
西鉄自動車事業本部 21系統 志賀島小学校~天神
写真は終着についたところです。
この後、志賀島小学校の前の道の先に駐車場でバスは休憩をとって、戻ってきました。
時間的にこれ以上暗くなると撮影が困難なのと、路上バス停で時間もなさそうなので、この写真で我慢。
時間的にこれ以上暗くなると撮影が困難なのと、路上バス停で時間もなさそうなので、この写真で我慢。
始発バス停で待っている人は他に居ませんでした、先ほどの市営渡船の待合所の向いにある志賀島バス停から、数人が乗車し、その先の志賀島橋を渡ると海の中道へ戻ります。
左手は玄界灘、右手は福岡市の中心部が伺える感じで、夜景がきれいな予定でしたが、曇っているのでいまいち。
ただ、もともと距離があるので、真っ暗な玄界灘を見た方がいいかもしれません。
この先は大岳・西戸崎と進みますが、バス停で少しずつお客を拾っていきます。天神まで最大520円なので多少時間はかかれども、そのまま西鉄バスに乗っていく人が多いように見えます。
その後西戸崎の駅前に寄り道をしてから、県道59号へ戻ります。実際、駅へ行く人はいませんでした。
その先も県道59号を直進します。先ほどの鉄道と一緒で海に近いものの、直接見える場所はありません。住宅街の中という感じです。
国道495号との交差点を右折すると、そのあとは国道3号に合流し、ずっと直進です。
この区間は西鉄バスが一杯あって、このバスも乗り降りが多かったです。
見送る人も結構いるので。使い分けがされているのでしょうが、地元民ではないのでさっぱり。
交通量の多い国道でロードサイド店も多いですが、意外と流れはスムーズでした。
まあまあ飛ばしてくれるので乗り心地も悪くありません。都市高速経由でバイパスする便(21A)も午前にはあったので、それならまた別の面白さがあったでしょう。
博多区に入ってすぐの千鳥橋交差点を右折し、ついに国道と別れます。石城町へやや迂回するような感じで回り、昭和通りへ入ります。ここからは直進し、中洲を通って天神につきます。私は、天神四丁目で降りましたが、バスは三丁目まではいくようでした。
西鉄自動車事業本部 370系統 天神~都市高速経由~上宇美
さて、天神で居酒屋に入りもつ鍋と明太子や刺身などを食べましたが、あえて飲まなかったのは、まだ仕事が残っているから。
ということで、先ほど乗れなかった香椎線の南半分を埋めに行くために、宇美駅へバスで向かいます。
先ほどの天神四丁目のほぼ向かいの天神日銀前から宇美方面は出発しています。
今回は都市高速を通る370系統です。
都市高速経由ということで、どんなのが来るのかと思ったら、普通のスペースランナー。ワンステ車ですが、ごく普通の路線バスです。
先ほどと同じように昭和通りをすすみ、大博通りには曲がらずそのまま直進後に、国道を右折し、千代ランプからいよいよ都市高速へ。
高速道路に路線バス(高速バスではない)というシチュは萌えるのですが、そもそもシートベルトの問題があったりで難しいものです。
都市高速は最高速度が60㎞なのでシートベルトはなくても立つのもセーフです。
東京だと首都高を走るバスは、京急に1系統あったくらいだったはずなので、珍しいです。が、福岡では割と一杯あるようなので、機会があればいずれまた。
そんな最高速度なので、そこまで早くはありませんが、バス停もなく60㎞出せるのでスムーズです。これだけ路線バスが便利だと、西鉄バスが道路を占拠しているのもうなづけます。
車窓左手に青いランプが点々としていて、ちょっときれいだけど何かと訝しんだら、地図を見て理解しました。福岡空港です。おそらく誘導灯かなにかでしょうか。
福岡空港の南端あたりの月隈ランプで降りて、月隈地区をバスは回ります。
時々時間調整していたりするのですが、降りる人が多く、通勤に使われていることがわかります。
月隈団地で、この先市内パスが使えないとのアナウンスがあると、何もそれらしいものは見えませんでしたが、志免町に入ります。
志免町に入っても市街地が続いています。やや手狭な県道68号線を進み、宇美町へ入ります。宇美八幡宮が見えてくると、終点の上宇美はもうすぐ。回転場付きの上宇美バス停に入ると、バスはそのまま回送で戻っていきました。
上宇美バス停から少し先へ歩くと、香椎線の宇美駅に到着します。
やってくるのが、先ほどと同じくキハ47系です。
真っ暗であたりも見えないので特に語ることもないのですが、地図を見る限りは福岡市の郊外部で、特段のものはないと判断して、夜間に埋めることにしました。
バスは明るい道路を通るので、夜でもある程度の視野が確保はできるのですが、鉄道は本当に真っ暗になることが多いので、夜間に進められないですね。
香椎線 宇美~香椎
上宇美バス停から少し先へ歩くと、香椎線の宇美駅に到着します。
やってくるのが、先ほどと同じくキハ47系です。
真っ暗であたりも見えないので特に語ることもないのですが、地図を見る限りは福岡市の郊外部で、特段のものはないと判断して、夜間に埋めることにしました。
バスは明るい道路を通るので、夜でもある程度の視野が確保はできるのですが、鉄道は本当に真っ暗になることが多いので、夜間に進められないですね。