2018年9月1日土曜日

20180828:北海道乗り鉄2日目 宗谷本線、天北宗谷岬線

今日は旭川から稚内を目指す。

第一走者:宗谷本線 旭川~稚内




旭川を宗谷本線の一番列車で出ます。
普通列車で行くとすると選択肢が極めて少ないので、必然的に同業者が多いが、運よく左側のシートを手に入れることができました。
今回は、キハ54と40の混成で二両ですが、キハ40は名寄で切り離しとなるので、こちらは長距離利用者ばかりの模様です。予めの確保も必要になると思います。
旭川から石北本線が分かれるまでは、郊外の模様ですが、永山を出ると急に景色が変わり、北永山と南比布は通過でした。
この先は、名寄まで学生が多いが、利用されている駅は限られているので、空気の入れ替えが頻繁に行われている状況です。
車窓もこの辺りは田んぼが目につき、塩狩峠の辺りを除くと、人の手が入っている状況といえます。
名寄で一両を切り離すが、ここからは美深と幌延以北の稚内周辺以外では地元の利用者もなく、同業者ばかりが目に付きます。
車窓も同様に山や原野など人の手が入っていない土地が増えます。そもそも田んぼは気候的に難しいのでしょう。
そのまま天塩川沿いに進む豊清水という駅で特急と交換をしますが、ここで外へふらっと出ていく人の多さが、鉄道趣味者ばかりだと物語っているように思います。
晴れてきて気持ちもよいので、私も外に出ます。同族ですね。
その先の音威子府からは、さらに人跡が稀となります。
天塩川沿いを走るのは変わらずも、駅間が長くなり、無人駅すらない山中を走り抜けます。



少し人家の気配を感じると、佐久、天塩中川と駅が出てきますが、その先はまた幌延まで元のような感じです。
ここからはサロベツ原野のエリアとなり、車窓から放牧された牛や湿地帯が見受けられるようになります。
特に利尻富士がとてもきれいであり、窓を開けて心地よい風を感じられる区間でした。



その後、抜海を過ぎると運転士からアナウンスがあり、日本海が見えますと。
一瞬だけだったが、減速してくれて写真を撮ることもできました。



ほぼ観光列車と化しているという点では、ありがたいサービスなのですが、普通列車らしい容赦なさもまた味がある気もします。
しばらくすれば、市街地に入り、稚内に到着します。
ここは本当にロシア語が標識にありました。始めて見ました。


第二走者:宗谷バス 天北宗谷岬線 稚内ターミナル~音威子府




ここからは単純往復では芸がないのと、戻りの普通列車が18時までないので、短縮を狙う意味も込めて、天北線廃止代替バスでもある宗谷バスに乗ってみました。
ターミナルでは乗客が多く、早めに並んだかいがあり、前面展望を楽しめることとなりました。

とはいえ4時間を一般路線バス用の車(エアロスター)でというのは、慣れている者にはともかくとして、ちょっと厳しいですよね。大型車なので前の座席も余裕があり、私には問題なかったです。
(宗谷岬までと浜頓別の高校周辺以外はガラガラなんですが、混んでいる区間もあるためか、ポンチョとかにされてなくてよかった……とは思います。他の人のブログを拝見した限りですと中型の日野レインボーが来る場合もあるようでしたので、当たりということでしょう)

市街地を抜けると、すぐ海沿いとなり快調に飛ばします。



如何にも北の海という感じの色彩を味わいながら進むと、宗谷岬へ着きます。
実際は50分近くかかっているが、そうは感じないくらいよい区間です。地元の利用者は極めて少ないようで厳しい状況のようですが。



宗谷岬で観光客を下すと、1桁ほどの人数のかなり長閑な感じとなり、海沿いを引き続き進みます。宗谷岬の先は、大岬小学校を過ぎると、隣の猿払村まで殆ど人家はありません。
猿払村に入ると漁業関係の建物などが散見されます。
浜鬼志別で一旦内陸に入りしばらくすると、猿払村の役場などの中心地を過ぎて、鬼志別ターミナルで10分休憩となります。
ここには天北線の資料が残されており、軽く眺めました。
本数は現在のバスとそこまで変わらないようですが、利用者もこれなら、膨大な赤字を
まき散らしていたのだろうと思いつつ、国鉄時代の味のある展示を楽しめました。



海沿いの国道に引き返すようなルートを通り、引き続き長閑な海沿いを進みます。
すぐに猿払村の道の駅が見えますが、車が少なそうで大丈夫だろうかと心配になるくらい。このようなものはちらっと見てみたい気もしますが、バス旅は容赦ないのが特徴です。

海沿いから離れてしばらくすると、牧場が目立ちます。猿払村では牧場の看板がなんだか統一されているようで、すぐにわかります。
しばらくすると浜頓別町に入ります。クッチャロ湖があるのですが、バスから見えないようです。
浜頓別町の市外に入ると、すぐに浜頓別のバスターミナルにつきます。
その次のバス停からは、高校生の利用があるようで、反対側の稚内行きには結構な高校生が見えました。こちらに乗ってきた人は少なかったですが。
また、浜頓別のターミナルでは枝幸町方面のバスがあるようで、こちらは興浜北線の代替に近いようです。
この先は、中頓別を目指しますが、少しずつ山が深くなっているのが見て取れます。

中頓別で残った数人の高校生と他の地元客が下りると、おじさんと私の2人の客だけになり、結論を先にすれば終点まで変わらずでした。
中頓別以降は、デマンド化の話が出たこともあるようで、実際のところ純粋な地元利用者は皆無のようです。
特急と接続して名寄・旭川を目指す人しか乗車が無く、この便は特急接続が悪い(2時間待ち)なので、このような状況なのでしょう。

人跡の見当たらない国道を登っていくと峠で中頓別町から音威子府村へ入ります
駅周辺まで集落はなく、定刻より早着して音威子府の駅につきました。
おかげで音威子府始発の普通列車に乗ることができ、早く旭川へ戻れることになりました。


音威子府の文字がやけに味がある、駅兼バスターミナルでした。

20180827:北海道乗り鉄1日目 千歳線、函館本線、根室本線、富良野線

1週間の休みを手に入れ、ついに北海道に上陸することになりました。
といっても学生時代に来たことはあるのですが、その際はバス移動だったので鉄道に乗った記憶がありません。


第一走者:千歳線 新千歳空港~札幌




まずは北海道の玄関口である新千歳空港からエアポート快速で札幌を目指します。
やってきたのは733系で、本州の車両に比べて、やはり見た目がいかつい気がするのと、運転台が高いことが印象に残ります。
向かい側に731系が来て、こちらがクロスシートなので、一瞬乗りたくなるが、先に出る733系に素直に乗ることに。
車窓は…郊外というのはどこへ来ても画一的で面白みに欠けるなという印象で、千歳・恵庭・北広島と札幌へ近づいていきます。
ロングシート車というマイナスもありますが。
ここで、本来の予定より早く日没前に今日の予定をこなす手はずを見つけました。
普通列車の本数が減る岩見沢から先で、滝川まで特急を使うことで。次の根室本線以降が一本前倒しにできるという発見をしました。
やはり、日没後では楽しみが薄れるからこの投資は無駄ではないでしょう。


第二走者:函館本線 札幌~岩見沢




この区間は区間快速のいしかりライナーで岩見沢まで行くことに。
いきなり三両で面喰うも、乗客を冷静に見ると十分余裕があります。
途中の江別まではやはり札幌の郊外という感じだが、その先はぐっと人も減り風景も長閑になり、いしかりライナーも各駅停車になります。
石狩川はさすがに大きいなと思いつつ、国道沿いに並ぶ、田んぼや農業、工場等の建物を横目に進みます。
国道と別れ、市街地に出ると、岩見沢に到着です。


第三走者:函館本線 岩見沢~滝川




本来はここも普通列車の予定でしたが、特急でショートカットすることで、一本前の列車にこの後で乗れるということで、自腹を切って?特急に乗ります。
さすがに特急は快適ですが、自由席でガラガラであり、なんというか不安しかないという。高速バスに値段で勝てないからだろうか。
それまでの区間と引き続き似たような景色が続きます。
再び国道も合流し、道路の距離を示す標識を見るのも面白く、さすが北海道、出ている距離の数字がでかい。
そんなこんなで、まったりしていると空知川を渡り、滝川駅へ到着します。
この対岸には、札沼線の新十津川駅があるが、ここは1日1本ですでに終わっており、今回はパスです。


第四走者:根室本線 滝川~富良野




一気に環境が変わり単行のキハ40になります。
車体に空いている穴?らしきものが雑な補修で不安になるが、冷房がなく窓を開けながらだと走行中気分がいいです。
(注釈:旅行していくと、錆びていたり、剥がれていたりそんな車両ばかりで、平気になっていくことに。)
しかし、外国人が多く落ち着かない。こんな単行キハに外国人とはどういうことだろう。
彼らにこの味はわからないだろうと思うのですが。
ここから先は一段と長閑になり、田んぼから山あいの風景に変わりつつ、空知川をわたる。何かやけに増水しているように見えるのだが、これが普段なのかどうかはわからないです。


しかし、幹線だった(というのは正しくないが)名残で、交換設備やホームが立派だが、まったく対向列車がなかったり、錆びついていたり、またまた北海道の厳しさを知ることになる。
途中の芦別で外国人が入れ替わった。果たしてここには何があるのだろう。さほど興味はないが、正直外国人様には団体バスでも手配して差し上げた方が、JR北海道以外にとってはいい気がする。こっちはスーツケース抱えて場所を取り、やかましい外国人は敬遠するし、向こうはボロくてノロくてやかましいキハ40は嫌だろう。ウィンウィンではないのだろうか。
野花南という駅を過ぎると長いトンネルを抜け、富良野に到着します。


第五走者:富良野線 富良野~旭川


※終点で撮影

今度はキハ150系で、八高線あたりとそっくりだ(車両的な意味で)。
富良野線は長閑なムードだが、ここでもまた外国人が多いです。やはり風情もあったものじゃない。
富良野といえばラベンダーなわけだが、列車から目にすることはできませんでした。
鉄道の近くにないのか、時期でないのか、それすらも知らなかったのですが、地図で改めて見ると意外と近そうな気がするので、何故見えなかったでしょうか。地形かな。
田んぼと十勝岳や大雪山系が主な展望です。



上富良野を過ぎると人気がなくなり、ここが美瑛町と上富良野町の境で、美馬牛という名前は面白いが、何の変哲味もない駅がありました。
その後は人里に出て、美瑛につきます。美瑛は学生も外国人も乗り降りがあり、少し栄えている印象がありました。
美瑛から先は、大雪山系と別れを告げ旭川へ向かいます。
旭川市に入っても、西御料まではほぼ田んぼだらけで変わらない駅で、そこから先は市街地となり、忠別川を渡ると高架の旭川駅へ到着します。